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あさり、なんですけどね。
味噌汁とかすまし汁とかいいですよね。
潮干狩りで採ってくるとか、もう食べきれないくらい。
うまいし、身体にもいいし、いうことないんですが。
ただ、料理に砂が入っていたら最悪。
口の中がジャリジャリしますから。
まさに砂を噛むような・・・砂、噛んでますから。
だから、そのあさりがスーパーで買ってきたものだったとしても、
念のため砂出しとかしたほうがいいんですよね。
しかし、従来の水で砂出しする方法は時間がかかる。
もうちょっと手早く簡単にできる方法はないか、
ということでたどり着いたのがこの50℃で洗うという方法。
どんな感じでやってるのか調べてみました。
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あさりの砂抜きを50度洗いで簡単に!具体的方法は?
ということであさりの砂抜きの具体的方法です。
- あさりを用意する。当然ですね。
- ボウルとザルを用意する。
ザルにあさりを入れてそのザルをボウルに入れるようにすることで、
砂はボウルに落ちてあさりはザルに残ります。 - まずはザルにあさりを入れて、ザルの中であさりをこすりあわせるようにして、
水道水を流しながらあさりの外側を洗いましょう。
3回くらいは洗ったほうがいいようです。これで貝殻に付いている砂がだいたい取れます。
この時点で口を開いているようなら、そのあさりアウト! - 約50度のお湯を用意します。この場合、43℃~52℃で管理できていればOKだそうです。
約50度のお湯の簡単な作り方は後で説明します。 - ボウルに50度のお湯を入れます。お湯はあさりが全部浸かる程度。
- あさりの入っているザルをボウルに入れます。
- 温度計があるなら用意。
- この状態で5~10分待ちます。この時点ではあさりは口が開いています。
温度は測定しておいて、43℃よりもボウルのお湯の温度が下がるようなら熱いお湯を注ぎ足して
50℃程度を維持してください。 - ザルをボウルから取り出し、水道の蛇口からぬるま湯を出しながら、
あさり同士をこする感じで優しく洗います。
これで、砂抜きは終了です。
お湯の温度は低すぎると雑菌が繁殖するとか、うまく口を開かなかったりするし、
高すぎるとあさりが死んでしまうので、そうなると砂は吐きません。
お湯に浸けている時間が長くなったらあさりが死んでしまいますので、
15分以内にした方がいいようです。
※通常の砂抜きの場合、水は塩分3%の塩水(水97gに対して塩3g)にしますが、
この方法では特にそういう必要はないようです。
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50度のお湯を手軽に作る方法
最も簡単なのは給湯器の設定を50℃にする、ということなんですが。
給湯器がないとか、設定が面倒とかいう場合どうするか?
だいたい50℃ということであれば、
水道水と熱湯を1:1で混ぜる、というのがおすすめです。
水道水の温度は季節にもよりますが、だいたい16、17℃。
やかんやポットの熱湯は沸騰しているといってもすぐに冷めるのでだいたい90℃程度。
だから、同じ分量の水とお湯を混ぜると、
16℃+90℃=106÷2=53℃
これがボウルに入って少し温度が冷めるので、
約50℃、ということになります。
正確に50℃にするとなると、この約50℃のお湯に対して、
温度計で温度を測定しながら水を少し足すとか、熱湯を少し足すとか、
そういうことをしないといけませんが、大まかでいいならこんな感じで。
野菜の50度洗いとか、そういう時にも重宝すると思います。
あさりが余った時の保存方法は?
せっかく砂抜きしたのにあさりが余った、というなら冷凍保存するのがいいでしょう。
方法は、ジップロックにあさりとあさりが浸かる程度の水を入れて凍らせるというもの。
使用する時は氷がついたまま味噌汁なんかに使うのが良いようです。
自然解凍すると痛むので。
あさりの砂抜きが短時間でできるとアサリ料理のバリエーションが広がりますよね。
あさりの酒蒸しで一杯とか、いいよな~
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