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スズキとダイハツ 販売戦略&次期ワゴンRは?

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スズキとダイハツの販売店各社の表情は対照的だ。

ダイハツが軽自動車、コンパクトカーとも戦略ニューモデルを投入し、今年最終の増販攻勢に向けて意気込んでいるのに対して、スズキは軽自動車の燃費測定法の不正が発覚し、国土交通省からお叱りを受けて、思い切った売り込み作戦の展開ができない状況にあるからだ。

スズキは正規の燃費測定を行って改めたデータを提出した。国土交通省が審査をした結果、先に測定してカタログに掲載した数値と同じか上回る好結果となった。

これで一件落着し、販売店は反転攻勢に出られる態勢が取れると思いきや、すんなりと行かないらしい。不正発覚によってユーザに迷惑をかけたのは間違いないのだから、販売店としても自粛のスタンスをまだ完全にとけないでいる状態なのである。

「正規の燃費測定値を各モデルの商談時にお客さんに説明するようにしているが、それに余分な時間をかけなければならないし、売り込みにあまり積極的になれない。キャンペーンも大々的に展開できない状況にある」という。

ただあまりおとなしくばかりしていられないので、「商談時にオプションサービスを小型車で5万円分、軽自動車で3万円分、ライバル車に対抗するためにおこなっている」としている。

これに対してダイハツ店はやる気満々。軽自動車は9月上旬に発売した新型車のムーヴキャンバスの発表展示会や試乗会を軸に増販気運を盛り上げている。

「ムーヴキャンバスは計画を大幅に上回る受注ペースとなっています。サービスキャンペーンもナビをつけると10万円以上の割引をする買得企画があります」と胸を張っている。

新型コンパクトカーについても「11月上旬に新型トール2ボックスを発売します。10月中旬にはメーカーの商品説明会が開催されますので、それ以降は事前の予約受注開始で盛り上げる予定です」と意欲をちらつかせる。

ところがスズキは新型車の投入はダイハツ以上の強力なラインナップを揃える計画なのだが、予定を先送りせざるを得ない状況にある。

「当初ソリオのストロングハイブリッド発売は8月下旬、スイフトは9月、ワゴンRを11月頃にそれぞれフルモデルチェンジ予定だったのが、ソリオとスイフトが年末近く、ワゴンRは来年にずれ込みそうです」と不安顔。従って、スズキの本格的な攻勢は来年初めからになりそうだ。

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