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グリセリン脂肪酸エステルに危険性はないのか?

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おっさんはサプリメントとか飲まないんですが、母親が飲んでいたりします。
これでも一応化学系なので成分は気になります。

それで先日母親から、そのサプリメントの成分に「グリセリン脂肪酸エステル」というのが
入っているけど危険性はないのか、という問い合わせがありました。

こちらも化学系だし、知らないとも言えないので、

「そんなもの体に悪い成分をメーカーが表示するわけ無いだろ」

と答えておいたのですが、さてどんなものだったか思い出せません。

昔、習ったはずなんですが・・・

ということで今回はグリセリン脂肪酸エステルは危険性はないのか、
ということについて調べてみました。

 

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グリセリン脂肪酸エステルとはなんなのか?

そもそも、グリセリン脂肪酸エステルとはなんなのか?

まずはそこからです。

グリセリン脂肪酸エステルという名称自体はかなり大雑把なもので、
色んな種類があるようです。

主な使用用途としては、食品の乳化剤。

たとえば、バターやマーガリンのような乳製品なんかに入っているようです。

その他アイスクリーム、キャンディ、キャラメル、チョコレート、缶コーヒーなんかにも入っています。

実は食品添加物としてはとてもポピュラーなもので、
もしもこれが危険だったらもうみんな病気になってるぜ、
という感じです。

もちろん、滅茶苦茶食べたら駄目ですが。

というか、ここに出てきた食品、太りそう、
という意味で食べ過ぎ注意ですね。

ちなみに代表的な構造式はこんな感じ。

CH2OCOR
|
CHOH
|
CH2OH
モノグリセリドの構造式

これだけを見たところで、健康に良いか悪いかなんて分かりませんが。
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グリセリン脂肪酸エステルに本当に危険性はないのか?

一応食品添加物として認可されているわけですが、
本当に危険性は無いのでしょうか。

調べていくと、グリセリン脂肪酸エステル自体は大丈夫だが、
劣化して酸化されると過酸化物が生成されるので、
この過酸化脂質が発がん性を持つ、というようなのがありました。

古いやつは食べないほうがいいということなんでしょうが、
こうなると、ちょっと食べるものがなくなってしまいますね。

 

ただし、肝臓や腎臓が悪い人には良くないそうです。

こういう人はそもそも食事制限をしていることが多いので、
特に気をつけていると思いますが。

 

食品添加物は功罪があります。

食品添加物のおかげで食糧事情が良くなり飢える人が減った、
長生きできるようになったというプラスの面と、
食品添加物の害で病気や癌になったというマイナスの面と。

今回調べたグリセリン脂肪酸エステルは、
基本的に無害な食品添加物ということですが、
現代日本において食品添加物のない食生活を送ることは
難しくなっています。

だから、食品添加物は極端に恐れず、しかし侮らないように、
正しい知識を知り、うまく付き合うことが重要ということのようです。

 

コンビニのお菓子もおにぎりも駄目、
と言われたらつらいですからね~

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