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管理人のおっさんです。
今回は、256はきりがいい?というお話。
管理人、一応化学の技術者でした。
好き嫌いはともかく、理系なので数学やりました。
それで。
コンピュータのお話なんかのときにこれが出てくるんですよね~
2進数、というやつが。
2進数という数の数え方があると、最初に聞いたときは相当ショックでした。
なにしろ、0と1ですべてを表すというんですから。
それで、この「0」と「1」を電気信号の「オフ」と「オン」にすればいいと思いついた人は本当に天才だったんだと思いましたね。
これで有名なのがクロード・シャノン。
チューリング、ノイマンとならんで現在のコンピュータの基礎を作った人なんだそうです。
でも、このスイッチング理論、日本で中嶋章、という人が2年前に発表していたんだとか。
ただ、シャロンの論文は1937年、ということはまだ戦前なんですよね。
中嶋章の論文はその2年前だと1935年。
今のように情報が簡単に入手できない時代ですから、この時点で互いのことを知っていたのかはよく分かりません。
似たようなことを互いが知らずに同時に思いつくというのはよくあることなので、シャロンは独自に思いついたんじゃないかと思いますね。
それはともかく。
とにかく、2進数なんです、デジタルなんですよね。
数字なら0と1、スイッチならオンとオフ、色調なら白と黒。
2つあればすべてを記述することが出来る。
すごいなと思いましたね~
では。
256は2進数だとどうなるのか?
それがきりがいい、ということなのか?
ということで。
この記事では、256はきりがいいということについてお話したいと思います。
256は2進数で100000000だからきりがいい
もう答えを書いてしまいましたが。
256というのは2進数で表記すると100000000になります。
2の累乗だとすると2の8乗です。
2x2x2x2x2x2x2x2=256
0と1を8個用意すれば表現できるということになります。
0から数え始めると255までになりますね、256個ですから。
2進数で表記するときは2の8乗というのは「1」の次に「0」が8つ並ぶ。
0から数えはじめて10000000で256個を数えることが出来る。
なんとなくややこしいですが。
まあ、なんというか、256というのが結局2進数で100000000だからコンピュータとかデジタルとかそういうことをやってる人からすると「きりがいい」、ということになるんでしょう。
一般人はあまり考えることもないでしょうけど。
そういえば。
昔のスーパーファミコンのゲームなんかでアイテム数の上限個数が255だったりしたことがありますが、これも8ビットできりがいいから。
0から数えたら255が256番目ですからね。
コンピュータゲームなんかではこの数字がきりがいい、ということになるわけです。
管理人のまとめ
今回は、256はきりがいい、というお話でした。
結論としては、256は2進数で表記すると100000000なんですね。
2の8乗だから。
確かに見た目にもきりがいいです。
この考え、コンピュータを勉強した人にとっては当たり前なんだと思いますが、普通の人にはなんのことやら、ではないでしょうか。
管理人も学生の頃このお話を聞くまでは全く分かっていませんでした。
だいたい、数を数えるなんて、指でやるだろ?、くらいにしか思ってませんでしたから。
それにしても。
この2進数ですべてを表すことが出来るというデジタルの考えやそれが電気信号で表現できると気がついた人々、本当に天才なんだと思います。
今の世の中の基礎になっているわけですから。