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5本指靴下ってご存知ですよね?
足の指がそれぞれ別れるから蒸れなくていいやつ。
これ、足が蒸れなくていいから健康にいいってことになってるんですけど、意外にも問題があるんだとか。
常識にとらわれてはいけないというお話があったのでちょっと考えてみました。
5本指靴下が健康にいいとは限らない理由は?
例えば、指の間に発生する水虫なんかにはどう考えても5本指靴下は効果的なんですが、むやみに足の指を開くのはよくないこともあるんだとか。
どういうことかというと、足指が開いてしまうと、その分ベタ足、いわゆる扁平足になり、土踏まずが地面についてしまう。そうなると、足の裏がアーチ状でなくなるので、足の裏のクッションがなくなり、転倒しやすくなったり疲れやすくなったりするんだとか。
そもそも土踏まずって地面を踏まないから土踏まずなわけで、その部分が地面と接してしまうというところに弊害があるんだそうです。
まさか5本指靴下にそんな弊害があったとは。
土踏まずを刺激してはいけない理由
なんと、土踏まずを刺激してはいけないのにも理由があるらしい。
土踏まずを刺激すると腹圧が下がり、身体の中の風船がしぼんで内蔵を圧迫するんだとか。だから土踏まずへの刺激を続けると体調を崩す原因になるらしい。
この原理あんまり良くわからないのですが、足ツボなんかもやりすぎると良くないということみたいですね。
5本指靴下を履いて走ると足をつりやすくなる?
そして、もう一つ見つけたのがこれ。
マラソンなんかで5本指靴下を履く人がいるんですが、そういうひとは足が吊りやすくなるんだとか。
実は、5本指の靴下はふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)を緊張させてしまうので、“つりやすく”なるんだとか。
地下足袋で走ると速くなるとか思ってましたけど、そうとも限らないみたいですね。
こういうのって賛否両論で、実際にやってみた人がどう思うかというのが重要だと思いますが、5本指靴下で走ったほうが楽に走れるというのが思い込みだったとしたらちょっと恐いです。
5本指靴下だって、血行を良くするとか言われてるし、実際良くなったという話も聞くんですが、これさえ履いていれば全部OKというわけではないということなんですね。
健康に関する常識って、本当に本当のことが分からない事が多いなと思います。
どんなことでも、自分の身体で確認してみて、違和感があればやめておく、ということにしないといろんな商売に乗せられてしまうような気がします。
まあ、自分は靴下が嫌いなので、どっちみち履きませんが。