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© タイトル:ブラックジャックによろしく 著作者名: 佐藤秀峰
人間関係っていつの時代でも難しいし、悩みでもトップじゃないかと思います。
特に自分が受け入れてもらえない、いわゆるアウェイな場所はとても居心地が悪いですよね。
そんなところに長いこといるとストレスで病気になったりしますから。
ということで、人間関係で重要な受け入れてもらうと言うところに絞ってその秘訣を考えてみたいと思います。
これは、子供が学校で受け入れてもらうための秘訣なんだそうですが、大人でもだいたい同じようなものではないかと思うのでご紹介してみます。
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人間関係 受け入れられる 秘訣 2つの方法
では、子供が学校で受け入れられるためにはどんなことをするのがいいのでしょうか?
その秘訣は2つあるんだそうです。
- 「どうして?」の代わりに「どうしたら?」と考える
- 読書習慣をつける
この2つなんだそうです。
大人でも重要なことだと思いませんか?
では、それぞれ見てみましょう。
「どうして?」の代わりに「どうしたら?」と考える
これはなかなかどうして難しいんですよね。
大人になればなるほど、自分の思ったことが思ったようには進まない経験が増えますから、「そんなに思ったようには行かないよ」というのが口癖になってしまったりします。
だから、何か指示があっても「それはこんな理由があるから出来ません」などと出来ない理由を言って言い訳をするわけです。
ずる賢い人ほど、できなかった時の保身については上手になっていますから、「どうして出来ないんだろう?」という疑問にはスラスラ答えるのですが、「どうしたらいいんだろう?」という疑問には口を閉ざすわけですね。
しかし、これを繰り返していると口ばっかり達者で何も出来ないやつだ、というレッテルが貼られて、結局のところ受け入れられてもらえない自分になっていくというわけ。
そして、最後にはそんな人ばかりが集まる無気力な集団の一員となって、何でこんなことしてるんだろうな?、という結果が待っています。
何の実績も残せないのですから当たり前なんですが、自分が招いた結果だということにはなかなか気が付かないようです。
こういうことは子供だろうが大人だろうが関係ないということですね。
そして、自分が出来ていないのに子供に向かって、「どうしたら出来るのかを考えなさい」などと説教している大人はナンセンスなわけです。
出来ない理由を考えて逃げ回っていた方が得なんだ、と子供が思ってしまったらそれで終わりですから、大人がどんな姿勢を見せるのかはとても重要な事だと思います。
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読書習慣をつける
これも重要ですよね。
子供なら大人が読み聞かせてあげるとかそういうことで読書週間を付けてあげるのがいいでしょうけど、それ以上に大人が本を読んでいる姿勢を見せないとダメでしょう。
今ならネットでいくらでも検索ができるんだから本なんて読まなくてもいいじゃないか、と言う意見もあるとは思いますが、ある程度は本は読んだほうがいいと思うんですよね。
何も難しい哲学書とかじゃなくても小説でもエッセイでも良いと思います。
漫画やラノベでも、面白いと思えるものならなんでもいいんじゃないかなと。
自分が思うのは、ネットだと自分の好みのものしか見ないわけですよ、ニュースなんかでも気になる話題しかチェックしないから知識がとても偏るんですよね。
ネットはつまらない、と思ったらすぐに閉じてしまうし、何かを読んでいてもポップアップが出てきたりして目移りするし。
集中して何かをするというのがなかなか難しいのではないかと思います。
ザックリいうと根気がなくなると思うんですよね、ネットってすぐに検索できちゃいますから。
その点、読書の場合は検索とは違いますからある程度根気が必要で、そういうのは誰かの話をよく聞くという姿勢に近いのではないかと思います。
誰かに受け入れてもらうということでとても重要なのがこの相手の話を聞く、というところで、結構大変ではあるんですが相手の話をよく聞くこと、観察して理解すること、こういうのが大事かなと。
読書体験は擬似的にそういう相手の話を聞いて理解するという訓練にもなりますから良いのではないかと思うのです。
とにかく、受け入れてもらうということに関しては、相手を理解するというのがなにより重要ですから、そのための訓練としての読書は大事だということになります。
これって、子供でも大人でも同じことだと思うんですよね。
忙しくなってくると本を読まなくなりますから、ここは注意しておかないと行けないところなんでしょう。
いかがでしょうか。
今回紹介したのはたった2つのことなんですが、じゃあこの2つのことあんた出来てますかと言われたらとてもじゃないけど全然出来てはおりません。
自分は独身で子供もいませんが、親となる見ならこのくらいのことは子供に背中で教えてやれるような大人でいたいもの。
本当に、どうしたらできるのか、を考えないといけないです。
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