この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
アース製薬が殺虫剤の名前を虫ケア用品に?
なにそれ?
と思ってニュースを見てみました。
10月末から殺虫剤が虫ケア用品に
なっているんだとか。
実際にHPを見てみると
虫ケア用品(殺虫剤)
になってるんですよね。
なんでこのタイミングで?と思ったら
こんなことが。
==引用==
同社は10月27日、
2020年に開催される東京オリンピック・
パラリンピックのオフィシャルパートナー
(家庭用殺虫剤、虫よけ、肥料、培養土及び除草剤)に就任。
これを契機に「殺虫剤」の呼び方の見直しを行うことにしました。
==ここまで==
ということらしい。
なるほど、オリンピック対策なんですね。
[ad#ad]アース製薬が殺虫剤の呼称を変更!虫ケア用品にした理由は?
このタイミングで呼称の変更
というのがオリンピック対策。
それはいいんですが
なんで虫ケアなのか?
殺虫剤では何がいけないのか?
これも回答されてました。
==引用==
新たな呼称を考えたのはなぜでしょうか。
これまで「殺虫剤」という言葉を聞くと、
その語感からどうしても「毒性が強そう」
「環境に悪そう」と感じるお客さまが一定数おり、
それが虫対策をおろそかにする一因になっている
と感じていました。
弊社では「生命と暮らしに寄り添い、
地球との共生を実現する」ことを
経営理念としており、
製品の安全性には特に注意を払っています。
製品の成分には天然由来のものもあり、
“虫を殺す”というより“人を守る”ものであることが
伝わる言葉をいろいろと検討していった中で、
「虫ケア用品」という言葉に決まりました。
==ここまで==
ということらしいです。
確かに殺虫剤と言われたら
毒性が強くて環境に悪い気がします。
殺虫剤という響きは
いかにも体に悪そうですから。
人を守るという意味で「ケア」を
選んだそうですが伝わるんでしょうかね?
「虫ケア」って虫を守るような気がする
という意見も出てるみたいですけど。
自分も初めて聞いたときは
虫に優しい感じだなと思いましたね。
結局、虫を殺しているのに
ケアって違和感があります。
そのうち慣れるんでしょうけど。
[ad#ad]アース製薬が殺虫剤の呼称を変更!呼称変更で売上は増えるのか?
殺虫剤という名前の印象が
悪いのはよくわかりますが
これを言い換えただけで
売上が増えるんでしょうか?
何とも言えませんが
色んなことを直接的に言わない
というのが現代の風潮だとしたら
回りくどいイメージのほうが
受け入れやすいという人が
多いのかもしれません。
殺虫剤と言われるよりも
虫ケア用品と言われた方が
体に害はなさそうに思いますから。
殺虫剤という名前、
害虫駆除業者とか農家なら
抵抗なく受け入れられるし
使わないわけにもいかないでしょうが
一般の消費者からすると殺虫剤という
名前のイメージが悪いのは確か。
業界としてもどこかで変更したいと
考えているのかもしれませんね。
名前を変えて実態を隠すという手法
宣伝には結構効果がありますから。
冬は虫も減るので分かりませんが
来年の夏にどう変わっているのか。
売上の変化がちょっと楽しみです。
[ad#ad]