この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
心太、読み方は、ところてん。
なんだ、よく食べてるあれじゃないですか。
ところでなんで心太がところてんなんでしょう?
気になったので調べてみました。
ところてんが心太になった理由
で、そのところてんが心太になった理由なんですが。
その語源はところてんの原料である天草(テンクサ)が煮るとドロドロに溶け、
さめて煮こごる藻であるところから、こごる藻葉(コゴルモハ)と呼ばれ、
これからできる製品を「ココロブト」と呼んでいました。
その後「ココロテイ」「ココロテン」と呼び名を変え、江戸期にはいまの呼び名である
「トコロテン」に変化したといわれています。
一説には、こころぶとと呼ばれ、心太の漢字があてられた。それがこころていと呼ばれるようになり、さらに転じてところてんとなったとされるが、古くは正倉院の書物中に心天と記されていることから奈良時代にはすでにこころてんまたはところてんと呼ばれていたようである。
という感じでイマイチ明快ではないようです。
凝る→こころ(心)→ところ、
天(テン)⇔ブト(太)
なんだかよくわかりません。
それにしてもおかしな当て字だと思います。
ところてんはどうやって食べる?
そんな心太なんですが、
どうやって食べますか?
自分は関西の人なので黒蜜で食べるんですが。
ウィキペディアによると、
関東以北および中国地方以西では二杯酢あるいは三杯酢をかけた物に和辛子を添えて、関西では黒蜜をかけて単体又は果物などと共に、東海地方では箸一本で、主に三杯酢をかけた物にゴマを添えて食べるのが一般的とされる。また、醤油系のタレなどで食べる地方もある。
ところてんを戸外で凍結乾燥させたものが寒天である。
と書かれていました。
そうなんですよね、全国的には酢の物として食べるほうが多いんですよね。
でも自分はとてもそんな食べ方は出来ません。
関西の人が関東でところてんを食べると、
いっぺんにところてんが嫌いになります。
甘い蜜がうまいのに、
酸っぱいってどういうことだ!
ってなるわけですよ。
関東の人からすると、
そんなの知らねえよ、
ということになるんでしょうけど、
これは結構重大なこと。
地方の食文化の違いを思い知らされるわけです。
多分、関東の人が関西に来て心太を食べたら、
こんな食べ方があるのかと思うでしょうけど。
甘党の人なら喜んでくれそうです。
辛いもの好きおっさんの場合は、
こんな甘いもの食えるか、となるんでしょうが。
いかがでしょうか。
心太はところてん、
のことだったんですが
初見だったら分かりませんよね。
自分としては、
漢字をどんな風に書くにしても、
美味しく食べることが出来れば
それで良いんですけど。