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そもそもWiMAXは固定回線の置き換えを目指したサービスだったそうです。
だから他のサービスが色んな制限を付けても、WiMAXは使い放題だったようです。
WiMAX2+になっても使い放題だったんですが、すぐに制限がかかるようになり、
2016年8月現在では3日で3GBで速度制限がかかるようになっています。
ただ、速度制限がかかってもYouTubeは見ることが出来る速度にはなっている、
ということです。
それで、結局のところ、WiMAX2+は固定回線の置き換えになるのか、
というのを調べてみました。
WiMAX2+を固定回線に置き換えることができるかどうかはケースバイケース
なんとも煮え切らない感じなんですが、現状ではこう書くしかないようです。
結局、使用している人がどの程度ネットを使っているかによる、ということです。
置き換えが出来ない人
- WiMAX2+のエリア外の人
- ネトゲユーザー
- 長時間動画を見る人
- ユーチューバー
- 容量の大きいファイルの遣り取りをする人
こんな感じ。
エリア外というのは論外ですが、残念ながらネットのヘビーユーザーはやっぱり光回線を使うほうがいいです。
WiMAX2+、通信速度は速いといえども安定性と容量制限に関してはまだまだ。
それと、ダウンロードするときの下り速度はそこそこですが、アップロードするときの上り速度はそこまで速くないようですので、ユーチューバーみたいに動画をアップロードしないといけない人には向いていません。
ネットで仕事する人は普通の固定回線使ったほうがいいですよ、ということです。
それから、ネトゲでシューティング系やる人は絶対無理です。反応速度が激遅になるので。
置き換えができる人
- 一人暮らしであまり家にいない人
- ネットはブログとメールとツイッターとフェイスブック程度の人
- ほぼスマホの人
この程度のライトユーザーなら置き換え可能と思われます。
会社や学校ではそこのPCを使用するとか、そこのWIFIを使用することになるというなら、
自分の回線は使わないわけですから、通信容量が少なくて済みます。
スマホを使う人の場合はむしろスマホの通信をWi-FiにしてWiMAX2+経由でスマホを使えば、
その方が通信費の節約になるはず。
こんな感じでしょうか。
[ad#ad]WiMAX2+を固定回線に置き換えたらどうなるのか
ということで、WiMAX2+を固定回線に置き換えてもいい人とそうでない人がいることがわかりました。
ネットで調べたところによると、1ヶ月の使用料が10GB、というのが一応の目安ということで、
これ以上使用しているのなら光回線を使ったほうがいいみたいです。
もちろん、営業で外回りが多いので、どうしても外出先でPCを使わないといけない、
というような状況ならWiMAX2+を導入すべきと思われます。
スマホでデザリングでもいいですが、やっぱり7GBの容量制限に引っかかるでしょうし、
PCで説明している時に電話がかかってきたらかっこ悪いでしょうし。
いずれにしても使い分けが必要でしょう。
たとえば、単身赴任でいまさら固定回線を引くのは大変というのなら、WiMAX2+にしておくのはありだと思います。
光回線を引いてくる工事は立ち会わないといけないわけですが、WiMAX2+ならそういうのもいらないし、
モバイルルーターさえ到着すればすぐ使えるし。
当然、費用は安くなるわけで。
今後のことを考えると、メンテナンスが大変な光ファイバーはどんどんと無線に駆逐されていくと思われます。
それと、スマホも今は制限がかかってますが、技術が進めば制限なしに変わっていくでしょう。
それは携帯電話の進化を考えれば容易に想像がつくことです。
インフラの整っていない国や地域への普及ということを考えるとなおさらそういう方向に進むでしょう。
スマホが当たり前になって、かえってパソコンを使えない世代が増えているということを考えても、
データ通信が無線に変わっていくというのは間違いないと思われます。
もうすぐ、WiMAX2+は固定回線に置き換えることができるのか、
という質問自体に意味がなくなる日が来るのかもしれません。