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蚊の鳴くような声、とかいいますけど。
蚊自体はとても鬱陶しいのですが、年齢を重ねてくるとこのモスキート音、
だんだん聞こえなくなってくる。
健康診断の聴力検査なんかやったらテキメンです。
だからこのモスキート音で耳年齢がわかるということなんですよね。
周波数が高くなってくるとどんどん聞こえなくなっていくんですが、
実際のところどのくらいの周波数が何歳くらいに相当するのか、
ちょっと調べてみましょうか。
モスキート音の耳年齢と周波数の関係
実は耳年齢をチェックするアプリもあるし、youtubeなんかでもそういう動画があります。
なんとも鬱陶しいあの蚊の泣くような声が聞こえてきます。
注)16000Hz以上はyoutubeでカットされるそうですので、
聞こえなくても不思議ではないそうです。
念の為にyoutubeの検索結果のurlも記載しておきます。
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E9%9F%B3
それで周波数と年齢の関係なんですが、こんな感じだそうです。
●耳年齢参考(聞こえた場合は()内の耳年齢が想定されます)
・8kHz(全年齢)
・10kHz(51~60歳の耳年齢)
・12kHz(41~50歳の耳年齢)
・15kHz(31~40歳の耳年齢)
・16kHz(25~30歳の耳年齢)
・17kHz(18~24歳の耳年齢)
・19kHz(13~17歳の耳年齢)
・20kHz(13~17歳の耳年齢)
自分は歳相応でした。
もうちょっと若いと思ったんだけどな~
モスキート音が年齢とともに聞こえなくなる原因は?
それで、モスキート音が聞こえなくなる原因なんですが、こんな感じだそうです。
耳の奥にある鼓膜は音の振動を感知する器官で、
鼓膜の振動が電気刺激に変化して脳で音を認知しています。
鼓膜の中には「有毛細胞」という細胞があり、
その細胞が振動を受け止めることで音を電気刺激に変化することが出来ます。
その「有毛細胞」のうち高い音を感知する細胞の方が早く壊れてしまうため、
年をとると高い音から順に聞こえにくくなるわけです。
ということだそうです。
細胞が壊れるってことはちょっとどうしようもないのかなと思いますが、
最近の研究では脳のトレーニングで改善される可能性もあるんだとか。
やり方としては、音が混ざった状態で一つの音を聞き分ける、
というもの。
たとえば、四部合唱でソプラノだけを聞き分けるとか、
そういう練習ですね。
もしかすると、耳が遠くなった老人が悪口に反応するのは、
無意識にこのトレーニングをやっているのかもしれません。
それにしても。
どういうわけであんなに囁き声ばっかり聞き分けるんでしょうかね~