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フリーライフのおっさんです。
実はおっさんは大阪在住なんですが、大阪では2016年7月1日、明日から、
自転車保険の義務化が始まるそうじゃないですか!
そういえばそんなこと言ってたような気が・・・
しかし、おっさんは自転車乗らない(乗れないじゃなくて乗らないです)ので、
あんまり関係ないな、と思ってました。
ところが、よく考えてみると自分の母親は毎日自転車乗ってる!
高齢者の自転車は危険ということで、
保険の義務化はもちろん、ヘルメット着用だとか反射板装着だとか、
なんか色々あるらしい。
もしも母親が事故を起こしたらおっさんが保護責任になるのか?
とりあえずのところは、保険に入ってなかっても罰則はないというのですが、
実際のところどうなのか、調べてみましょう。
自転車保険の義務化は努力義務なので罰則はない
自転車保険の義務化とはいうものの努力義務であって、
自動車保険のように入ってなかったら罰金、というものではないようです。
自転車事故は増えているとはいえ、
自動車事故ほどの危険はないという認識だからなんでしょう。
しかし、条例で義務化、と言われたらやっぱり加入しないとと思うじゃないですか。
だからやっぱり無理にでも加入はしておいたほうが良いと思うんですよね。
それで、加入できる方法はいくつかあるようで、
一番ノーマルなのはやっぱり自転車屋さんにお願いすること。
自転車を購入した自転車屋さんに頼むのが手っ取り早いでしょう。
その他としては、自動車保険の特約として自転車保険をつけるというパターン。
これは自動車保険の規定があるのでよく確認した方がいいみたいです。
特に対象が本人だけなのか家族も入れるのかというところなんかは、
保険料が変わってくると思いますので。
それと、火災保険なんかの保険にも特約がついてる場合があるようです。
あとはカード系の保険ですかね。
有名なカードはたいてい保険を設定してるみたいです。
JCB、三井住友、イオンカードとか。
携帯電話のドコモ、auとか。
まるでアリが砂糖に群がるような感じがするんですが、
そんな風に見えるのは私だけでしょうか?
自転車保険の義務化で気になること
まあ、自転車保険が義務化になるというのなら、
月々1000円弱なので入ればいいと思います。
ヘルメット着用も義務化されるのなら、
中学生はメットかぶってるんだし、
原付きだってメットかぶるんだからまあそれも仕方ないかなと。
損保系の保険屋さんにとっては、
車の保険のような旨味はないものの、
徐々に自動車を持っている人が減っていく中、
ネタとしてはいいものになるのでしょう。
しかし、問題はこれからの話しで、
今のところ自治体は罰則を設ける予定はありません、
と言ってますが、これは全く信用できません。
自転車事故の訴訟で9500万円の損害賠償があったとか、
そういう意味での自衛の問題もありますが、
いずれ取れるところからとる、ということで罰金を取るようになる気がします。
それよりももうちょっと気持ちが悪いのは、
これによって警察の権限がさらに強くなること。
今でも不審な人は職務質問できるわけですが、
何かの問題でターゲットになっている人が自転車に載っていた場合、
「あんた、その自転車、保険入ってるか」
というところから、話のきっかけを掴めるわけで。
これってどうなのかな~
一市民として痛くもない腹を探られる事にならないのかな~
ただでさえ監視社会が強くなっているのに、
こんなものまで利用して監視しようとするんじゃないかなと、
そういう気持ち悪さがあるわけです。
規則が増えると増えただけややこしくなる。
そして、年寄りがこれまでの慣習を変えられるのか、
というのもまた気になるところではあるのですが。