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管理人のおっさんです。
今回は、アイスリングの仕組み。PCM素材で電力不要なのに冷却持続、というお話。
管理人、夏の暑さには弱い。
熱中症とか怖いですよね~
対策は色々言われますけど、結局は涼しくしておけばいいわけで。
特に頸動脈を冷やすのがいいらしい。
実際首筋を冷やせば気持ちいいですし。
それで。
ネッククーラーなんかもあるんですけど、あれは充電が必要なんですよね。
電力が必要になるところがちょっと気になる。
どうせならもっと手軽なのがいいな、と思ったらそういうのがありました。
それがアイスリング。
こういうやつですね。
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これは単純に冷蔵庫で冷やしておいて必要なときに首に巻くだけ。
特に電気もいりません。
保冷剤を首に巻くようなものでしょうか?
で、その素材にPCMというのが使われているんだとか。
管理人、このPCMが気になります!
ということで。
この記事では、アイスリングの仕組み。PCM素材で電力不要なのに冷却持続、というお話をしたいと思います。
アイスリングのPCM素材の中身はパラフィンワックス?
それで。
PCM素材について調べたんですが。
PCMとは相対変化物質 =phase change meterial の略語です。
PCMは潜熱蓄熱材ともいわれ、繰り返し熱を放出・吸収できる素材です。
という説明がありました。
具体的にはパラフィンワックスなんだそうです。
パラフィンワックスの場合、分子量を調整することで大体何度で溶け出すか調節できるみたいですね。
通常のラジカル重合では分子量分布の精密な制御は難しいのですがオレフィンの重合の場合は触媒を工夫することでかなり均一な分子量、いわゆる単分散の高分子を得ることが出来ます。
分子量分布が広いと融点も幅が広くなるのですが分子量が揃っていればある程度の融点の制御ができるということなんでしょう。
それでたとえば28℃で溶け始めるようなパラフィンワックスを作ることが出来れば冷蔵庫で冷やせば固体になり、体温で温度が上昇して、融点では全体が溶け切るまで一定時間同じ温度を保つ、という芸当もできるわけです。
融点で一定時間同じ温度を保つ、というのが潜熱蓄熱材と呼ばれる所以。
イメージとしては氷ですよね。
氷は0℃で溶けるわけですがそれまでは熱を吸収し続ける。
一定の熱量を超えてようやく溶けて水になる。
そんな感じだと思えばいいんでしょう。
このパラフィンワックスをメラミン樹脂のマイクロカプセルに閉じ込めて樹脂や繊維に練り込めばアイスリングの出来上がりとなるみたいです。
この、ワックスをマイクロカプセルに閉じ込める技術はたとえばノーカーボン紙に使われている感圧剤のインクをマイクロカプセルに閉じ込めるのと似たようなもの。
化粧品でもビタミンCを閉じ込めるときに使ったりします。
最初に見たときはすごい技術のように思ったんですが、調べてみると昔からある技術の応用だったんですね。
技術としてはもう何十年も前からあるものですが、これらを上手く使えば熱中症から守ってくれるのですから組み合わせと水平展開がいかに重要かというのがわかりますね~
管理人のまとめ
今回は、アイスリングの仕組み。PCM素材で電力不要なのに冷却持続、というお話でした。
管理人、夏の暑さは苦手。
出来れば一日中クーラーの効いた部屋で過ごしたいと思います。
しかしそれでもたまには外出もする。
熱くなりそうならこのアイスリングは重宝するかな、なんて思います。
特にスポーツをする人とか屋外で仕事をする人は本当に熱中症が心配ですから予防のためにもアイスリングはあったほうがいいんじゃないかと思いますね~
この記事がアイスリングの参考になればと思います。
アイスリング、上手く使って下さいね!
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(参考)
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