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土地活用プランナー、という資格があるそうです。
まだ2015年から始まった制度だそうですから、これからどうなるかは不明です。
ところで、この土地活用プランナーという資格、難易度はどんなものなんでしょうか?
自分は持っているわけではないのでなんとも言えませんが、チョット気になるところです。
ネットで調べてみることにしました。
土地活用プランナー 難易度はそれほどでもない?
ネットを見てみると、実際に受験したという話もありました。
その反応は、「たいしたことはない」でした。まあ、これは受験した人のレベルが高かったからみたいなんですが。テキスト持ち込みの4択ということだそうで、試験としては簡単な方なんでしょう。
そもそも、土地活用プランナーというのは、
土地活用プランナーは、東京都の認可を受けている同協会が試験を行い合格した者に資格を付与するもの。事前にマーケティングや事業収支計画の見方、土地活用にまつわる法律など12カテゴリーの養成講座を受講することで、土地活用に関する幅広い知識を学ぶこともできる。
ということだそうです。
公式ページもあります。
どうやら養成講座というのが2日間あって、テキストもあって、その養成講座終了直後に試験を実施して、合格した人に資格を与えるというもののようです。
試験問題の内容はわからないですが、この手のものは養成講座でテストのネタバレをしますから、真面目に聞いていれば受かるやつのはずです。
テキストも持ち込みですから、だいたい問題は何ページのところから出ますとか、そういうことを言ってくれる事が多いんですよね。
まあ、養成講座で寝てたらダメですけど。
業界団体が主催するこういう系統のやつは、だいたい養成講座とかテキスト代、受験料というので儲けてますから、というか、講師にもお金支払わないといけませんから、それが重要なわけだし、土地活用プランナーなんて増えて困る資格でもないからお金出して真面目に受講してた人は合格させる仕組みだと思われます。
国家試験みたいにふるいにかける試験ではなくて、ちょっと箔をつけたい人のための試験という感じですね。
資格には難しい資格に似たやさしい資格がある?
自分も昔、資格取得の仕組み的に似たような資格を取ったことがあります。工場で使う資格で天井クレーンとか、有機溶剤作業主任者とか。
正直、眠らずに講義を聞いていれば合格できるものでした。
こういう資格、似て非なるものが数多くあり、多分この土地活用プランナーも宅建と似てるんだと思いますが、その難易度を考えると、似て非なるものなんでしょう。
前述の有機溶剤作業主任者なんていうのも危険物取扱者と似てるんですが難易度は全く異なっており、似て非なるものです。
天井クレーンなんかも一般的にイメージするクレーン免許と名前は似てますが、難易度も扱える機械も全く違い、これも似て非なるものです。
ということで、今回の土地活用プランナーという資格はどうもやさしい資格という感じがします。
いかがでしょうか。
土地活用プランナー、不動産をやってる人なんかは、持っていると仕事しやすいのかもしれません。本当に仕事ができる人には不要な資格だと思いますが、まだそれほど実績もないという人ほど持っておくと便利そうです。
養成講座とかテキストとかは数万円以上しますから、個人ではちょっと高額ですが、会社なら教育費みたいな経費で落ちるでしょうから手頃な資格なんじゃないでしょうか。
新人が基本的な知識を得る場としてちょうどいいような感じがします。