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※写真はわら半紙の画像
わら半紙とは
わら半紙。
なんとも昔懐かしい響きです。
最近身近で見ることはなくなりましたね~。
一応、わら半紙はわらを混ぜて作った紙だからそう呼ばれるのですが、下級用紙の「更紙」もわら半紙と呼ばれますね。
見た目はよく似てますから。
昔は白い紙が貴重品でしたから、とりあえず書けたらいいじゃないかというレベルの低品質の紙がわら半紙でした。
学校のプリントとか、テスト用紙にもなってましたよね。
しかし今はコピー用紙が安いのでどんどん変わっているみたいです。
ということで、今回はわら半紙について思うところを。
わら半紙 ダイソー 100均
わら半紙はダイソーに売っているのか?
以前は売っていたみたいですが、今はどうなんでしょうね~。
ダイソーなら売ってるかも知れませんね。
100均なら色々あるから売っているところもあるでしょう。
わら半紙 価格
ただ、紙としては質が悪いし、100枚程度でしょうから、現実的には家電量販店で格安のコピー用紙を購入したほうがお得ですけどね。
500枚で298円だったりしますから。
製紙会社的に言うと、たとえばわら半紙がkgあたり100円だったとして、A4が100枚で300g程度ならせいぜい100枚が30円程度なので、十分利益は取れるはず。
製紙会社からすると100均は高単価なんですよね。
紙はそれだけ値段が安いということです。
わら半紙 コピー用紙
わら半紙をコピー用紙として使いたいと考える人がいますが。
それはやめて下さいね。
そもそもわら半紙はコピーできるように設計されていません。
だから、コピー機の中で詰まるかも知れないし、まともにトナーが定着しないかも知れない。
コピー機の故障の原因になる可能性が高いですし、故障しなくても紙が詰まれば取り除かないといけないわけで、その手間が大変なんですよね。
正直言うと紙代をケチケチするよりも、コピー機が使えない時間とか紙を取り除いて再度コピーする手間の方がコストが掛かります。
それに、先程も書きましたが、今やコピー用紙のほうがわら半紙より安いです。
だから普通に白いコピー用紙を使って下さい。
わら半紙 印刷
わら半紙は昔はガリ版で印刷されてました。
今はガリ版を見つけることが困難ですね。
インクジェットプリンタやレーザープリンタで印刷できるのか?と思う人がいますが、基本的に出来ません。
インクジェット用にするならインクがにじまないように品質を設計しないといけないんですが、わら半紙はそんなことはやっていません。
レーザープリンタもプリンタで紙詰まりを起こさないようにするとか、トナーが定着するとかそいういうことを考えて設計しないと使えないんですが、わら半紙はそんな設計にはなってません。
一般的なコピー用紙とわら半紙を手で持って見れば分かりますが、コピー用紙のほうが「かたい」感じがすると思います。
専門的には剛度といいますが、これが低すぎるとプリンタの搬送性が悪くなるんですね。
わら半紙は家庭用のプリンタやコピー機で印刷するための紙ではないということです。
ただし、商業印刷として週刊誌なんかではオフセット印刷とか凸版印刷とかそういう印刷はされます。
もちろんそれは、オフセット印刷でも印刷できる品質になるように設計して製造しているからではありますが。
わら半紙 A3 A4
わら半紙のA3やA4を入手するにはどうすればいいか?
一番確実なのは通販でしょうね。
「更紙」として販売されてます。
場合によってはサンプルとして安く売ってることもあります。
むしろそれは送料が高くつく感じになるんですけど。
A4は先程お話したようにダイソーでも売ってるかも知れません。
ただ、A3はちょっと売ってないと思いますので、やっぱり通販ですかね。
藁半紙でコピーできる場所
先程もお話したとおり、わら半紙でコピーは出来ません。
100歩譲ってリソグラフのようなスクリーン印刷タイプの印刷機で枚数を何枚も印刷するというのは出来るかも知れません。
それでも、今となってはこれだけコピー用紙が安ければ経費節減にもならないでしょう。
どうしても、というのなら昔ながらのガリ版印刷や凸版印刷をさせてくれるお店があるので、そういうところで個人的に印刷してみるという感じでしょうか。
「ガリ版印刷」で検索すればワークショップとかお店が色々出てきますね。
それから、個人向けの「ガリ版」のキットとか、「小さな活版印刷機」なんかもアマゾンなんかで検索すれば出てきます。
そこまでやるとなれば、完全に趣味の世界だと思いますが。
管理人のまとめ
今回はわら半紙についてお話しました。
わら半紙は今はもうほとんど見ることはなくなって、その用途はコピー用紙になってしまいましたね。
ガリ版はプリンタやコピー機になりました。
手書きで文字や絵を書いていましたがパソコンになりました。
時代の移り変わりを感じる言葉だと思います。
管理人としては懐かしいのですが、紙としては品質が悪かったので、実はいい印象はありません。
正直言うと、コピー用紙がこれだけ安くなったんだから、もうわら半紙はいらないんじゃないの?というところ。
むしろ白い紙を好きなだけ使える今の世の中がありがたいと思うんです。