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肝臓は物言わぬ臓器と言われますよね。
脂肪肝も見つけにくいんだと思います。隠れ脂肪肝となるとなおさら。そんな隠れ脂肪肝が増えているんだそうです。
しかも、若い人の間で。
お酒を飲まない痩せ型の人でも脂肪肝になってることがあるとか。こわいですね。
隠れ脂肪肝に注意!そもそも脂肪肝とは?
脂肪肝とは、肝細胞の中に中性脂肪の粒がたまって肝臓に障害が起きる病気、だそうです。
そんなの酒の飲み過ぎとか、いいもの食べ過ぎとか、じゃないの?って思ってました。
もちろんそれはそうなんですが、どうも飲み過ぎ食べ過ぎだけでもないらしく、以下のようなものを取りすぎるのも良くないらしいのです。
果糖
甘い物に含まれる糖分の半分が肝臓で脂肪に変わる。また、果物の糖分は脂肪に変わりやすい。
栄養補給剤
ビタミン剤やドリンク剤は、飲みやすくするための糖分をたくさん含んでいることが多い。
無理なダイエット
身体に必要なエネルギーが不足すると、エネルギーをつくるために体内の脂肪が肝臓に集まる。
糖分が良くないというのはそうかも知れない、と思うんです。糖質制限なんていうのも流行ってますし。
果糖がだめ、というか摂りすぎるとよくないということは、ケーキのようなスイーツはもちろん駄目だろうし、果物もあまり良くないということなんでしょう。
だいたい、果物なんてお腹いっぱい食べるものじゃないはずなのに、最近は果物でお腹をいっぱいにする人がいたりしますからね~。
それと、栄養ドリンクは糖分が多いんですね、聞いたことがあるようなないような。それで行くと、炭酸飲料や缶コーヒーは最悪、ということになるんでしょう。
だいたい、缶コーヒーは砂糖の多いものからよく売れるそうですし、糖分ゼロとか言っているやつは砂糖の代わりの甘味料が入っているはずで、それもまたろくでも無いものじゃないのか、という気がしますし。
あと、無理なダイエットは肝臓を痛めるんですね、これは本当に知りませんでした。無理なダイエットは身体に良くないだろうとは思ってましたが、エネルギーが不足すると脂肪が肝臓に集まるというのは知りませんでした。
隠れ脂肪肝に注意!お酒を飲まなくても危険?予防方法は?
それで、予防方法なんですが、まあ普通に考えれば腹八分目で適度な運動じゃないかと思うんです。それで悪くなったら仕方がないなと。
あと、気をつけて食べたほうがいいものは、レバー。肝臓を作る材料があるとすれば肝臓ですから、牛や豚、鳥のレバーがいいんだと。
まあ、これは昔から言われていることでなにも不思議な事ではありませんが。
良質なタンパク質を摂取するということで行くと、肉、魚、卵、大豆、乳製品なんかがいいみたいです。好き嫌いはあるでしょうけどあまり偏らずにそれなりに食べるのがいいんだろうなと。
あとはカレー。カレーの黄色は、ウコン(ターメリック)によるもの。ウコンは肝機能を高める効果があるのでカレーが肝臓に良いということだそうです。
カレーが嫌いという人は少ないと思いますから、肉がたっぷりはいったカレーなんかはいいんじゃないでしょうか。
サプリメントとしては、しじみのオルチニンや牡蠣の亜鉛、なんかが有名でしょうか。どっちも酒を飲み過ぎた時に摂取する感じではありますが。
いかがでしょうか。
肝臓は丈夫な臓器なので自覚症状が出たときにはかなり悪くなっていると思っていたほうがいいそうです。東洋医学では背中の右側が痛くなるので早期に分かると聞いたことがありますが、素人ではなかなかわからないかなと。
予防方法は結局、甘いものを避けて、レバーなどを積極的に食べる、という感じですかね。それからカレーですか。
あとはストレスを溜めないようにゆっくり休むとか、場合によってはオルチニンのサプリなんかもいいかなと。
いずれにしてもそんなに特効薬はなさそうです。肝心要の肝臓ですから大事にしましょう。