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管理人のおっさんです。
今回は、周期表で原子量が分かる「Excelカスタム元素周期表」、のご紹介です。
管理人は化学系の技術者。
会社に入ってからは薬品を混ぜる程度しかやってませんでしたが、学生の頃は化学の実験を色々やりました。
研究室に入って狭いところを専門的にやり始めると、周期表なんかはあまり見なくなりましたが、科学の勉強をしている頃は周期表は大事でしたね~
まあ、本当の化学会社で研究している人は仕事として重要なんだと思いますけど。
そんな周期表ですが、新しく何かの実験をやろうとするときに、原子量がいくらだったかなとか、覚えてないこともありますよね?
管理人は記憶力悪いので、すいへーりーべぼくのふね、あたりでもう怪しくなってます。
遷移元素を扱うなんてとても覚えきれない。
実験するときにあの元素、何番目だったっけ?とか、なるわけですよ。
でも、モル比の計算するたびに周期表見るのはあまりにも煩雑。
当時は今みたいなパソコンなんてありませんでしたから、教科書で周期表を確認しながら手計算、という感じでしたね~
今なら、エクセルの表計算で簡単に実験計画作れますけど。
それで、どうせなら周期表もコンパクトにして画面に出してほしい。
で、そういうソフトがあるんですね~
しかも無料で。
便利な時代になったものです。
ということで。
この記事では、周期表で原子量が分かる「Excelカスタム元素周期表」、を紹介したいと思います。
周期表で原子量が分かる「Excelカスタム元素周期表」で作業効率アップ
この「Excelカスタム元素周期表」を使えば、元素の原子量などのデータをパソコンで簡単に確認することが出来ます。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
化学系の研究や実験の計画中,原子量などをすぐ知りたい,といった経験はありませんか??
本ソフトはExcelのアドインファイルです。
起動すると独自のフォームに元素周期表が表示されます。
本ソフトの特徴は次の通りです。
■ユーザーフォームがコンパクト
サイズがコンパクトなため,画面の占有率が小さく平行作業に最適です。
■元素周期表の元素をクリックすると各データが表示
選択した元素の各データ(初期設定では元素記号,原子番号,日本語名,英語名,原子量)が表示されます。
■データ値のアクティブセルへの挿入が可能
取得したいデータ項目を選択した状態で元素周期表上の元素ボタンをクリックすると,その値がアクティブセルと連携したテキストボックスに挿入されます。
■既存データの編集が可能
データ値が古い場合などに備えて,データの編集機能を搭載しています。また各データにはコメント欄も用意していますので,参考文献などの登録にお使いください。
■データ項目の追加・削除・並び替えが可能
初期設定以外の任意のデータ項目を新規追加することができるほか,不必要なデータ項目の削除や並び替え機能を搭載しています。
==ここまで==
ということだそうです。
管理人が学生の頃は原子番号と原子量を覚えるのが勉強だったですが、今はこういうことは見れば分かるようになってるんですね。
まあ、何度も同じことをやっていればそのうち覚えるでしょうけど。
とはいえ原子量は原子番号の2倍+αになるので、ちょっと細かいところとなると覚えきれません。
正確な実験をしようとするとどうしても周期表を確認しないといけなくなる。
それがパソコンでワンクリックで分かるならやっぱり便利でしょう。
管理人のまとめ
今回は、Excelカスタム元素周期表、の紹介でした。
このソフト、精密化学をやる人には便利なんでしょうね~
セラミックの配合とかも。
管理人は会社に入ってからはもっと大雑把な実験でしたし、工業的な塗料関係が多かったので周期表を参照しながら実験計画を立てるなんてのはなかったです。
しかし、今現在最先端の技術を開発しているところでは、こういうのは重要なんでしょうね。
それから学生さん。
なんだかんだ言っても周期表は化学の基礎。
常に目の前にあって、あれどうだったかなと言うのがスグ分かるのは良いと思いますよ。
ぜひ、Excelカスタム元素周期表、有効利用して下さいね!
●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。