スポンサーリンク

ゲンキの時間で熱中症と脳梗塞の見分け方を須田智さんが紹介!

記事内に広告が含まれています。

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

2024年7月7日放送のゲンキの時間で熱中症と脳梗塞の見分け方について紹介されました!

教えてくれたのは埼玉医科大学国際医療センター 脳神経内科・脳卒中内科 教授の須田智さんです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

熱中症と脳梗塞の見分け方

熱中症に見られるめまい・ふらつきなどの症状は、脳梗塞の症状でもあるそうです。

<見分けるポイントは「片側に出る症状」>
脳梗塞は、手・脚・顔などの片側にしびれや麻痺が出る特徴があるそうです。そのため、めまい・ふらつきなど熱中症に似た症状に加え、腕や脚など片側にしびれや麻痺がある場合は脳梗塞を疑いましょう。

熱中症と脳梗塞の見分け方「FAST」

<脳梗塞チェック「FAST」>
(1)F(FACE)=顔
鏡を見て「イー」と言います。この時口角が左右対称に上がっていない場合は要注意だそうです。
(2)A(ARM)=腕
目を閉じて手のひらを上にし、両腕を上げて10秒数えます。片方の手が下がったり、内側に傾いたりする場合は要注意だそうです。
(3)S(SPEECH)=ろれつ
「パタカ」と3回連続で言えるか確認してください。

「FAST」の“T”は「TIME(時間)」。脳梗塞の治療で最も大切なのは、発症から治療までの時間だそうです。

<正常性バイアスについて>
正常性バイアスとは「自分には命に関わるような事が起きない」と思い込む心理の事。先生によると、身体に異変を感じても正常性バイアスがかかって、少し休めば症状が改善すると思ってしまう事は結構あるそうです。

<悩んだ時は#7119に相談を>
脳梗塞経験者のお話では、ご家族が#7119に電話をかけてくれた事で、正常性バイアスが取り除かれ、早期に治療を受ける事ができたそうです。#7119(救急安心センター事業)は、救急車を呼ぶべきかどうかなど悩んだ時に専門家からアドバイスを受けられる電話相談窓口(※実施エリアは総務省消防庁のHPで確認できます)。お住まいの地域をご確認の上、ご相談ください。

まとめ

熱中症も脳梗塞も怖い病気ですが、特に脳梗塞は後遺症が残りやすいのが怖いです。
とにかく重要なのは無理をしないことと早期治療になるようです。
こういう問題が起こらないように普段から予防を心がけたいですね!

タイトルとURLをコピーしました