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2023年10月15日放送のチョイスでむくみの見極め方のやり方について紹介されました!
教えてくれたのは横浜南共済病院心臓血管外科部長の孟真さんです。
下肢静脈瘤のむくみ
下肢静脈瘤のむくみの理由
下肢静脈りゅうの原因は、血液の逆流を防ぐ「静脈弁」が加齢などのために働かなくなることです。足の静脈弁が働かなくなると血液がたまり、むくみやだるさが引き起こされます。
下肢静脈瘤のむくみの見極め方
1)血管が浮き出ている
2)むくみが数日間続く
3)痛みかゆみ皮膚炎潰瘍が現れる
下肢静脈瘤の対策
下肢静脈りゅうの治療は、まずは立ちっぱなしなど同じ姿勢を続けないようにする生活習慣の改善、そして運動による減量です。さらに医療用の「弾性ストッキング」を着用して血流を改善する治療、そして血管を焼いて血流をせき止める手術「血管内焼しゃく術」もよく行われています。
リンパ浮腫のむくみの理由
リンパ浮腫は、皮膚の下にリンパ液がたまってむくみを起こす病気です。体中に張りめぐらされているリンパ管に障害や閉塞が起きると、流れが滞りむくみが起きてしまいます。リンパ浮腫は、がんの手術でリンパ節を切除した後などに起こります。
リンパ浮腫の対策
治療は、弾性ストッキングを使う圧迫治療や運動治療、またスキンケアで皮膚の乾燥を防いだり清潔に保ったりすることも大切です。さらに専門の医療施設で行うリンパドレナージという治療や、リンパ管と静脈をつなげる手術もあります。
妊娠高血圧症候群のむくみの理由と対策
妊娠中のむくみは、多くは心配いらないものですが、妊娠高血圧症候群には注意が必要です。妊娠高血圧症候群は、妊娠中に高血圧になることでさまざまな症状が起こる病態のことです。むくみ、頭痛、目がチカチカするなどの症状に加えて、重症化すると、けいれん、意識障害、肝臓や腎臓などの臓器障害、脳卒中、そして赤ちゃんに発育不全などが起こる可能性があります。症状が重い場合、血圧や体重を管理するため、入院を早めて出産にそなえることが必要です。また、自然分娩では体への負担が大きいと判断されたときには帝王切開をおこなうこともあります。
まとめ
むくみには怖い病気もあるんですね。
本当に気をつけなければと思いました。