この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。
管理人のおっさんです。
今回は、色度図作成ソフトが無料!色度計算にも便利な「ColorAC」、のご紹介です。
管理人は実は昔、製紙会社に勤務していました。
紙なんて色と何が関係あるんだと思ってましたけど、これが相当面倒くさい。
紙なんてどれでも白いじゃないか、なんて思ってたんですけど、それは大きな間違い。
もちろん色紙もあるんですけど、それよりも「白」の中にも様々な種類があるんですよね。
それは一筋縄では行きません。
同じ白でも、ちょっと青っぽいとか、赤っぽいとか、紫系とかオレンジ系とか。
目に優しいから黄色みを強くとか、とにかく白色度を高くしてくれとか。
一番大変なのはこの紙と同じ色にしてくれと言われること。
大量に印刷されるカタログなんかの場合は、何社かを併用で使うことがあって、その場合、他社と同じ色にしないととてもまずいわけです。
ところがそんなものおなじになるわけがない。
なんとか無理やりよく似た色にして、もうこれで許してください、という感じで出荷してましたね~
現実にはお客さんには分からない微妙な色の違いではあるんですけど。
色についてはそういう細かいところでの苦労は絶えません。
多分今でも似たようなものだと思います。
それはそうとして。
その、色を管理するときに重要になってくるのが色度。
管理人が関わっていた時代は、色差計でLabを測定してとりあえずこの数値に入っていればOKにしてもらおう、という感じでした。
まあ、厳密にはそれだけでは色は合わないんですけど、そういう基準で管理しないとキリがないので。
もうずいぶん昔の話ですからその程度の管理だったわけですが、今はパソコンで簡単に色度図が作れるんですね。
ということで。
この記事では、色度図作成ソフトが無料!色度計算にも便利な「ColorAC」、を紹介したいと思います。
色度図作成ソフトが無料!色度計算にも便利な「ColorAC」で簡単に色度図を作成!
この「ColorAC」を使えば、色度図の作成が簡単にできるそうです。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
CIEの色度図(正確には色度図の画像ファイル)の作成、色度計算に便利に使えるソフトです。
色度データの座標系として、CIE1931xy、CIE1960UCS、CIE1976UCS、CIELAB、(CIE色度図ではないですが)HSVを
混在して入力でき、指定した表色系に座標変換して色度図を完成させます。
色度データは、Excelなどからコピーペーストで貼りつける事が可能です。
等色関数として2度視野と10度視野両方のデータを内蔵していて選択可能です。
色度図ビットマップとして最大で3000×2000画素程度(PC環境依存)の高精細画像を生成できます。
色度図の画像は、ファイル(PNG,JPEGなど)として保存するだけでなく、クリップボードに保存する事ができます。
(直接 PowerPointやExcelなどOfficeソフトに貼りつける使い方が可能)
また、表色系間の座標変換、色度から相関色温度の計算、階調の値からの色度の計算、相関色温度から色度の導出、スペクトルから色度の計算、
Bradford Transformによる色温度変換、MacAdam楕円の描画などができます。
入力した色度に対して、NTSC比の計算、任意RGB値に対する色域比の計算、カバー率の計算、
色差の計算(dxy,duv、du’v’、dE*、dE1994、dE2000、CMC)ができます。
その他、ICCプロファイルから色度の抽出するなど、多彩な機能があります。
==ここまで==
ということだそうです。
色に関する仕事は、デザイナーだけではなくて、管理人のような紙関連でも必要ですし、もちろん印刷、インク、画像関連でも重要です。
「色」は色々なとことで活用されていますから、こんなところで使うのか、という分野があるんですよね。
こういうソフトは少ないそうですから何かと重宝すると思いますよ。
管理人のまとめ
今回は、色度図作成ソフトが無料!色度計算にも便利な「ColorAC」、の紹介でした。
管理人は色に関する仕事をしたわけではありませんが、色調はずいぶんと測定したものです。
色度図をみせられて、Y、x、yだのLabだのと言われても正直ナンノコッチャ、という感じでした。
今でもまともに分かっているわけではなくてなんとなくそう言われてみればそんな感じだったのか、という程度です。
これ考えた人偉いな、みたいなレベルですね。
色度図を日常的に使っている人はすでにこういうソフトを持っているのかも知れませんが、たまに必要になる人はきっと重宝するでしょう。
ぜひ、色度図作成ソフトが無料!色度計算にも便利な「ColorAC」、うまく使って下さいね!
●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。